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ワンコとフードにまつわるまめ知識

酸化について

■ドッグフードの危険な油、トランス脂肪酸と酸化■

トランス脂肪酸・・・この言葉を初めて耳にする人も多いと思います。最近TVで耳にしました。

これは犬についてではなく、私たち人について言われていることです。



ですが、とても他人事には思えません。私たちの犬が口にする食べ物も、人が作っていることを考えると、犬にも十分当てはまることだと思います。あなたと愛犬、どちらの健康にも危険な油です。

■トランス脂肪酸■

トランス脂肪酸とは、マーガリンやショートニングなど加工油脂などを製造するときにできる、

体に危険な脂肪酸です。
これは、牛など反芻(はんすう)動物の肉や脂肪の中にも含まれている脂肪酸です。



私たちが油といえば、普通は液体を想像しますが、多くの植物油や魚油(不飽和脂肪酸)は冷蔵庫や常温では液体ですが、それを原料にして加工されたマーガリンなどは固体です。
液体である油を固体にするための加工は、水素添加という方法で行われます。


この水素添加という加工をすることで、油の構造が変り、マーガリンのように固形になり、危険なトランス脂肪酸が作られます。



また、この水素添加という方法は、油の日持ちをよくするためにも行われます。植物油に多い不飽和脂肪酸は不安定で、酸化しやすく日持ちが良くないので、私たちが使う食用油も水素添加をすることで、日持ちをよくしています。

ですから、油を使用したほとんどの加工食品やスナック菓子、マーガリンやショートニングを使用した食品、精製した植物油(サラダ油などの食用油)、そしてドッグフードやおやつにもトランス脂肪酸が少なからず含まれています。

■トランス脂肪酸の危険性■

トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールといわれているLDLコレステロールを増加させ、善玉コレステロールといわれているHDLコレステロールを減少させる働きがあるといわれています。

また、大量に摂取することで、動脈硬化などによる心臓疾患のリスクを高めるとの報告もあります。



デンマークでは、2004年1月1日から国内のすべての食品について、油脂中のトランス脂肪酸の含有率を2%までとする制限が設けられていますし、アメリカでは、2006年1月から加工食品のトランス脂肪酸の量の表示を義務付けています。



日本では私たちの食品への規制や表示すらされていません。
ドッグフードやおやつはもちろん・・・ね。

■酸化したドッグフード■

ドッグフードには、もう一つ、酸化という問題があります。犬の皮膚や被毛に良いとされる油は、酸化しやすい油です。いくらよくても酸化していれば、毒になります。



酸化すると、過酸化脂質という物質になり、動脈硬化、ガン、アレルギー、心臓疾患などの原因となります。また、病気や老化の原因である活性酸素を増加させることにもなります。



ほとんどのドッグフードは酸化防止をしていると表示されていますが、輸送やパッケージ、ペットショップなどでの陳列方法や保存方法によって左右されます。



それに、私たちの食品のように酸化した油について基準(食品衛生法、JAS規格)があるわけではありません。ナチュラルをうりにしているものは酸化に特に注意した方が良いです。愛犬の口に入るときに酸化していては、意味がありません。



製造年月日を確認しなるべく新しいものを買うようにしましょう。また、開封後の保存方法も影響します。1ヶ月で使い切るようにし、密閉容器に保存するのがよいとされていますが、最も良いのは真空パックです。